大樋焼、寒雉釜を訪ねて
2011年 08月 07日
茶道の仲間達と大樋焼窯元、大樋長左衛門さんと
釜師、宮崎寒雉さんをお訪ねしてきました
当代長左衛門さんは10代、寒雉さんは14代
両家とも江戸時代、加賀百万石の茶道文化を高めるために
使わされた、裏千家4世仙叟宗室によって茶道具を作り始めます
長左衛門は京都の千家十職の楽家の門人
寒雉は前田家の武道具の鋳物職人
加賀藩は徳川から目をつけられないため
伝統工芸や茶道に力を入れ、戦う威力なしという
カモフラージュをしていたんです 頭いい〜!!
最初の訪問は「大樋美術館」
この松すごいでしょ!!「折鶴の松」と言われる樹齢500年の木
高台から見ると、松の枝が折鶴のように見えるんだそうです
大樋焼の守り神なのでしょう、ちゃんとお菓子とお茶がお供えされてます
美術館の中は撮影NG
拝観後、お茶室でお抹茶をいただきました
加賀藩の御紋のモチーフの梅が所々に見られます
お菓子もとても美味しかったですが
何と言っても大樋焼のお茶碗でお抹茶がいただけるんです
今回は裏千家青年部での訪問だったので
当主自ら、素晴らしいお茶碗を選んでくださいました
左から鵬雲斎宗匠と前田家当主、長左衛門の合作
八代、五代、九、十代合作とスゴイものばかり
拝見するだけでもドキドキ...
だって、一客○百万円ものばかり...ありがたや
午後からは寒雉(かんち)釜へ
お床には初代の柏釜、矢はず釜、焼きめし釜、塩屋釜
これもとても貴重な茶釜です
お庭を抜けると蔵があり、布袋様のコテ絵
その奥にお仕事場がありました
沢山のお釜の型やかん付きの型があり
職人の技、匠の技がかいまみれました
こちらでもお菓子とお茶をいただき
猛暑日の暑い中、静寂の時間を過ごさせていただきました
帰りに義姉がやっている「ギャラリー椋」に立寄り
町家でまったり
金沢はお菓子どころで茶道文化が高い町です
茶道をテーマに巡ってみるのも面白いですよ!!
とても充実した一日でした
釜師、宮崎寒雉さんをお訪ねしてきました
当代長左衛門さんは10代、寒雉さんは14代
両家とも江戸時代、加賀百万石の茶道文化を高めるために
使わされた、裏千家4世仙叟宗室によって茶道具を作り始めます
長左衛門は京都の千家十職の楽家の門人
寒雉は前田家の武道具の鋳物職人
加賀藩は徳川から目をつけられないため
伝統工芸や茶道に力を入れ、戦う威力なしという
カモフラージュをしていたんです 頭いい〜!!
最初の訪問は「大樋美術館」
この松すごいでしょ!!「折鶴の松」と言われる樹齢500年の木
高台から見ると、松の枝が折鶴のように見えるんだそうです
大樋焼の守り神なのでしょう、ちゃんとお菓子とお茶がお供えされてます
美術館の中は撮影NG
拝観後、お茶室でお抹茶をいただきました
加賀藩の御紋のモチーフの梅が所々に見られます
お菓子もとても美味しかったですが
何と言っても大樋焼のお茶碗でお抹茶がいただけるんです
今回は裏千家青年部での訪問だったので
当主自ら、素晴らしいお茶碗を選んでくださいました
左から鵬雲斎宗匠と前田家当主、長左衛門の合作
八代、五代、九、十代合作とスゴイものばかり
拝見するだけでもドキドキ...
だって、一客○百万円ものばかり...ありがたや
午後からは寒雉(かんち)釜へ
お床には初代の柏釜、矢はず釜、焼きめし釜、塩屋釜
これもとても貴重な茶釜です
お庭を抜けると蔵があり、布袋様のコテ絵
その奥にお仕事場がありました
沢山のお釜の型やかん付きの型があり
職人の技、匠の技がかいまみれました
こちらでもお菓子とお茶をいただき
猛暑日の暑い中、静寂の時間を過ごさせていただきました
帰りに義姉がやっている「ギャラリー椋」に立寄り
町家でまったり
金沢はお菓子どころで茶道文化が高い町です
茶道をテーマに巡ってみるのも面白いですよ!!
とても充実した一日でした
by urushi-yoshiko | 2011-08-07 22:01 | 人 友人 | Comments(5)
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reikopep0510 at 2011-08-07 23:03
読み逃げするつもりが、大樋焼の文字に惹かれてしまいました。結婚するまで、裏千家の茶道をずっとやっておりましたが、今はサッパリ。出身校のお茶室が一応文化財に指定されており、あまり良い思い出はないのですが、その茶道部にも所属してました。学生時代、あるお茶会で、使っていた大樋焼きを、うっかりお点前中にヒビをいれてしまったことがあり、問答の中でも大樋でございますなんて言ったな〜と昔の記憶が。
何年も封印された記憶でしたが、今思い出すと懐かしさで一杯です。大樋焼事件以来、茶道が大嫌いになってしまいましたが、そのお点前を見ていた高名な先生のお陰で、無事、茶道部と共に卒業出来ました。私にとって大樋焼は学生時代のほろ苦い、そして高貴な思い出とイメージなのです。。
金沢の焼き物だったのですね。卒業して20年近く経ってから知りました(^_-)
何年も封印された記憶でしたが、今思い出すと懐かしさで一杯です。大樋焼事件以来、茶道が大嫌いになってしまいましたが、そのお点前を見ていた高名な先生のお陰で、無事、茶道部と共に卒業出来ました。私にとって大樋焼は学生時代のほろ苦い、そして高貴な思い出とイメージなのです。。
金沢の焼き物だったのですね。卒業して20年近く経ってから知りました(^_-)
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urushi-yoshiko at 2011-08-07 23:34
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snowdropcafe at 2011-08-08 08:34
茶道に造詣の深いyoshikoさんの「茶道をテーマに巡る旅」是非、ご一緒させて頂きたいです。
私も恥ずかしながら、裏千家の茶道をかじっていて、中高は茶道部(ご指導いただいた先生も裏千家)でした。小寄せの茶事、お水屋担当で参加させてください。
私も恥ずかしながら、裏千家の茶道をかじっていて、中高は茶道部(ご指導いただいた先生も裏千家)でした。小寄せの茶事、お水屋担当で参加させてください。
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urushi-yoshiko at 2011-08-08 09:12
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履歴書のダウンロード
at 2013-12-08 10:00
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とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
また遊びに来ます!!