応量器
2011年 07月 15日
禅宗の修行僧が食事の時に使う器「応量器」
蔦屋では代々この器を作っています
5つの器が入れ子になっていてその他に箸、匙などがあり
厳格な食事の作法が定められています
一番大きな器にはお粥が入れられますが
これには直接口をつけることは出来ません
何故? 一番大きな器(頭鉢)はお釈迦様の頂骨であるといわれ
特に大切に扱わなければならないそうです
蔦屋の応量器の匙は特に定評があるんですよ
それは頭鉢のカーブと匙が『ぴったしカンカン』でとてもすくいやすいそうです
私のMyスプーンはこの匙ですがお気に入りで〜す
もうひとつ、師匠が使われていた応量器を綺麗に塗り直し
新品同様になった物をお弟子さんに譲る
そんな素敵なことが出来るのも輪島ならではですよね!
by urushi-yoshiko | 2011-07-15 11:14 | 漆のこと | Comments(1)
Commented
at 2011-07-16 07:19
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。