金継ぎは漆の仕事
2011年 11月 01日
「金継ぎ」って知っていますか?
割れたり、ヒビがはいった陶器や磁器を修復する技法のことです
じゃあ誰が治すの?
金継ぎは漆を接着剤として使うので
漆を使っている人(漆器を作っている人)が治します
最近は金継ぎキットが出回り、誰でも出来るようになって
いますが、そんな甘いものじゃありませんよ〜
こちらの工程をご覧ください→★
すごいでしょ!!!
それとね、この金継ぎもセンスがとっても大事よ
数ヶ月前、友人から預かった怪我をした器たち
持ち主が大事にしていた愛着のあるものばかり
仕上がった金継ぎをご覧ください
これはかけらがなくなっていたのよ
すごく繊細な線でしょ?
始めからラインが入っていたみたい
ヘレンドのカップだってこの通り!
それぞれの食器に合ったラインでなおしてありますよ〜♫
漆器同様、陶磁器も漆のおかげでまた命を吹き返しました
大事にしている器がけがをしたら私達にお声がけくださいね
割れたり、ヒビがはいった陶器や磁器を修復する技法のことです
じゃあ誰が治すの?
金継ぎは漆を接着剤として使うので
漆を使っている人(漆器を作っている人)が治します
最近は金継ぎキットが出回り、誰でも出来るようになって
いますが、そんな甘いものじゃありませんよ〜
こちらの工程をご覧ください→★
すごいでしょ!!!
それとね、この金継ぎもセンスがとっても大事よ
数ヶ月前、友人から預かった怪我をした器たち
持ち主が大事にしていた愛着のあるものばかり
仕上がった金継ぎをご覧ください
これはかけらがなくなっていたのよ
すごく繊細な線でしょ?
始めからラインが入っていたみたい
ヘレンドのカップだってこの通り!
それぞれの食器に合ったラインでなおしてありますよ〜♫
漆器同様、陶磁器も漆のおかげでまた命を吹き返しました
大事にしている器がけがをしたら私達にお声がけくださいね
by urushi-yoshiko | 2011-11-01 21:38 | 漆のこと | Comments(18)
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reikopep0510 at 2011-11-01 22:12
yoshiko様〜。ありがとうございます!!今か今かと楽しみにしておりました。そして素晴らしい仕上がり。ウェッジウッドのソーサーやヘレンドのカップの繊細な線はため息ものです。どれも捨てられない大事なものでしたので、感謝の気持ち一杯で涙が出てしまいました。
妹はヘレンドのカップの金継ぎを見たら、悔しくて、私にあげたことを後悔するでしょう^^
妹はヘレンドのカップの金継ぎを見たら、悔しくて、私にあげたことを後悔するでしょう^^
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snowdropcafe at 2011-11-01 23:44
金継ぎは和食器のみできると、勝手に先入観で思い込んでいました。洋食器の金継ぎもラインを洋食器にあわせて凄く素敵に再生しているのに驚きでした。またまた漆の魅力、発見でした。
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chanmie526 at 2011-11-01 23:57
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macoan at 2011-11-02 07:09
塗り物のつながりでこんな技術にお目にかかれるとは@@
本当にどの写真を見ても息を吞みました。
本当にどの写真を見ても息を吞みました。
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hahamego at 2011-11-02 13:59
初めまして。hahamegoと申します。
お噂は長女(少し止まって…)から予々。
ヘレンドのカップの金継ぎをみてショックでした。
震災でたくさんの陶磁器を失いました。ほとんどが粉々に。
ハンガリーの工場から背負って帰って来たヘレンドのお皿も。でもキャンディーBOXは主人が何とか張合わせてくれましたが…。コぺンハーゲンの大皿は欠けてしまったので見るのも悲しく処分してしまいました。
金継ぎを知っていたら今頃笑顔で使っていたかも…。
どこかで同じご職業の方を探す事に致します。
知らなかった事とはいへ、あ〜口惜しや〜。 失礼いたしました。
お噂は長女(少し止まって…)から予々。
ヘレンドのカップの金継ぎをみてショックでした。
震災でたくさんの陶磁器を失いました。ほとんどが粉々に。
ハンガリーの工場から背負って帰って来たヘレンドのお皿も。でもキャンディーBOXは主人が何とか張合わせてくれましたが…。コぺンハーゲンの大皿は欠けてしまったので見るのも悲しく処分してしまいました。
金継ぎを知っていたら今頃笑顔で使っていたかも…。
どこかで同じご職業の方を探す事に致します。
知らなかった事とはいへ、あ〜口惜しや〜。 失礼いたしました。
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endohsa
at 2011-11-02 15:58
x
やきものをやってる関係で、金継ぎのセットでやったことはありますが、ご紹介の工程をつぶさに見て、プロの業に感動してしまいました。これだけ手間を掛けて治ってきたものを見たら、愛おしくなるでしょうね。
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urushi-yoshiko at 2011-11-02 18:09
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urushi-yoshiko at 2011-11-02 18:13
snowdropさんへ
そうですね、お抹茶茶碗や骨董っていうイメージありますもんね。
洋食器だと金が入ることでよりゴージャスになりますよ。
細いラインはとても難しいので、↑の仕上がりはとても綺麗です。
そうですね、お抹茶茶碗や骨董っていうイメージありますもんね。
洋食器だと金が入ることでよりゴージャスになりますよ。
細いラインはとても難しいので、↑の仕上がりはとても綺麗です。
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urushi-yoshiko at 2011-11-02 18:19
ミンミンさんへ
昔の人は良く考えたと思います。
またモノを大切にしていたんでしょうね。
英国など欧州は家具や銀食器など古いものが次にちゃんと受け継がれていますでしょ?
日本ももう一度その精神を取り戻さないと...
オールドノリタケも病院に入院しましたよ〜(笑)
昔の人は良く考えたと思います。
またモノを大切にしていたんでしょうね。
英国など欧州は家具や銀食器など古いものが次にちゃんと受け継がれていますでしょ?
日本ももう一度その精神を取り戻さないと...
オールドノリタケも病院に入院しましたよ〜(笑)
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urushi-yoshiko at 2011-11-02 18:22
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urushi-yoshiko at 2011-11-02 18:29
hahamegoさんへ
コメントありがとうございました。
地震大変でしたね。
こんな簡単な言葉では片付けられないのですが...
ヘレンド残念です!
とはいうものの、私も能登半島地震の時は、陶磁器、ガラス全てなくしていまいました。
その場では金継ぎ出来るかしら...なんて
ユウチョな時間ありませんでしたから。
もし今後割れたり欠けたりしたものがあったら、遠慮なく送ってくださいね。
コメントありがとうございました。
地震大変でしたね。
こんな簡単な言葉では片付けられないのですが...
ヘレンド残念です!
とはいうものの、私も能登半島地震の時は、陶磁器、ガラス全てなくしていまいました。
その場では金継ぎ出来るかしら...なんて
ユウチョな時間ありませんでしたから。
もし今後割れたり欠けたりしたものがあったら、遠慮なく送ってくださいね。
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urushi-yoshiko at 2011-11-02 18:35
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kazeyohuke-byun at 2011-11-02 20:24
おばんです^^
花びらが舞い降りたような、
また、細い細い水の流れのような金継、
新たな命が吹き込まれるようで、
本当に素敵ですね。
↑で母が書いたように、
実家の割れたお皿たちも、
新しい命を吹き込んでもらえていたらなあ…
なんて思いました。
それにしても素敵な技ですね!
金の入った器の写真を見て、
とてもあたたかい気持ちになりました^^
花びらが舞い降りたような、
また、細い細い水の流れのような金継、
新たな命が吹き込まれるようで、
本当に素敵ですね。
↑で母が書いたように、
実家の割れたお皿たちも、
新しい命を吹き込んでもらえていたらなあ…
なんて思いました。
それにしても素敵な技ですね!
金の入った器の写真を見て、
とてもあたたかい気持ちになりました^^
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maria-table at 2011-11-03 03:50
初めまして
ピョンな事から漆屋さんのブログに出会えて毎回楽しみに
拝見させて頂いています。
今回の金継ぎも素晴らしいですね!
我が家にも義母に頂いた蒔絵のお椀セットがあるのですが
こちらNYの冬場の乾燥と言ったらハンパ無いのでいつか
ヒビが入るのではないかとヒヤヒヤしながら毎年お正月に
出しています。
これからもこちらのブログで漆の事色々お勉強させて頂きます。
これからも宜しくお願い致します、
ピョンな事から漆屋さんのブログに出会えて毎回楽しみに
拝見させて頂いています。
今回の金継ぎも素晴らしいですね!
我が家にも義母に頂いた蒔絵のお椀セットがあるのですが
こちらNYの冬場の乾燥と言ったらハンパ無いのでいつか
ヒビが入るのではないかとヒヤヒヤしながら毎年お正月に
出しています。
これからもこちらのブログで漆の事色々お勉強させて頂きます。
これからも宜しくお願い致します、
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urushi-yoshiko at 2011-11-03 08:56
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urushi-yoshiko at 2011-11-03 08:59
maria-tableさんへ
コメントありがとうございます。
乾燥ですか...
漆器が一番嫌いな言葉ですね。
でも大丈夫!
いつも使って、洗って水分補給してあげてください。
そして大事なものは高いところに仕舞うのではなく、
なるべく低いところに仕舞ってね。
コメントありがとうございます。
乾燥ですか...
漆器が一番嫌いな言葉ですね。
でも大丈夫!
いつも使って、洗って水分補給してあげてください。
そして大事なものは高いところに仕舞うのではなく、
なるべく低いところに仕舞ってね。
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at 2014-12-03 10:29
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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urushi-yoshiko at 2014-12-03 19:22