蔦屋150周年記念イベント1
2010年 11月 26日
数ヶ月前から準備してきた「蔦屋150周年記念イベント」
丸の内にある『Awキッチン』にて開催いたしました
本日のお客様は皆さん『蔦屋の応援団』
日頃の感謝と、お買い求めいただいた器をより楽しくお使いいただきたくて
『蔦屋』の器を使ってのイタリアンをご用意いたしました
まずは『蔦屋の歴史』をざっとご紹介
多分もっと以前から塗師屋をしていたと思うのですが
ちゃんとした書付で一番古い日付を創業とさせていただいています
それは以前にもご紹介しました『三宝』と『お神酒すず』
この箱に「萬延元年」と書かれています
蔦屋は代々曹洞宗大本山『總持寺』の御用達をさせていただいています
總持寺は元は輪島市門前町にあり、明治31年大火にてほとんどが焼失
再建を期に横浜の鶴見に移転しました
その折、天皇より『本山と名乗って良し』と勅使の方が命をもっていらっしゃる
大事な『勅使門』を輪島塗にせよと蔦屋に命ぜられました
その功績をたたえ、その時禅師でありました『石川素童』様が天皇家からいただき
愛用されていた『六角紫水』のお椀を形見分けにくださいました
蔦屋の宝物です
多分、義父の名前「素治郎」の「素」、「素也」さんの「素」は「素童」様の
一字をいただいたのでしょう
そのほかに、注文書や出勤簿、加飾の図案、現在の蔦屋スタイルなど
日頃見て頂けないものをご覧いただきました
明日はお食事をアップしま~す
by urushi-yoshiko | 2010-11-26 01:36 | 漆のこと | Comments(2)
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babybread at 2010-11-26 18:48
見るからに、壮大なイベントですね!!しかも150周年という歴史が、感動的ですね!蔦屋さんが、今後も歴史を子々孫々に継承して繁栄される事を願っております!
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urushi-yoshiko at 2010-11-26 21:27
bebybreadさんありがとうございます。
続けていくことの難しさを今ひしひしと感じています。
器はお料理が盛り付けられてパーフェクト!
使う楽しさをもっと沢山の方に知っていただきたいと願っています。
続けていくことの難しさを今ひしひしと感じています。
器はお料理が盛り付けられてパーフェクト!
使う楽しさをもっと沢山の方に知っていただきたいと願っています。