風呂敷
2010年 06月 19日
江戸小紋の『ウロコ』をデザインした大風呂敷をみつけました
風呂敷はとっても重宝 特に塗師屋の私達はお客様にご納品するとき
品物を包んで運ぶのに役立っています
でも最近、大風呂敷があまり売っていないのです
生地の織はばの都合なのか、せいぜい90cm四方
これでは、大きなものは包めません 大は小を兼ねるといいますが
120cmは欲しいものです
素敵な大風呂敷を見つけた時はなるべく購入するようにしています
ところで風呂敷の語源知っていますか?
その名の通り、お風呂に敷いた布が始まり
室町時代のお風呂は蒸し風呂だったため、底に白い布を敷いたそうです
江戸時代になって、湯をはった銭湯が発達し、着替えや手ぬぐいを風呂に敷くような
布に包んだことから、包む布を風呂敷と言うようになったんですって
風呂敷といえば、東京ぼんたの緑に白の唐草が思い浮かびますが
これも日本の文化のひとつではないでしょうか?
by urushi-yoshiko | 2010-06-19 07:15 | 好きなもの | Comments(0)